2010年12月23日木曜日

地方百貨店の現状

先日出張でとある地方の百貨店に行ってきました。想像はしていましたが現状は非常に厳しいようです。

テンプレ通り1、2階には化粧品及び有名インポートブランドが並び、3、4階にはドメブラ、5階以降は雑貨やインテリアとうが並んでいました。どれもよくみる光景で、売り場には新鮮さがなく、幼少期に両親に連れられて百貨店に行っていた華やかな頃を思い出すと少し寂しいです。

休日を挟んでの出張でしたが、5階以降はトラフィックも非常に少なく、平均年齢も60代くらいでしょう。やはり 魅力的とは程遠いものでした。外商付きでいらっしゃっていた方達も高齢者の方々が多く、新規の顧客がいそうには思えません。

資金繰りの厳しい状況ですが、会員カードやセールに頼るのではなく、まず売り場そのものを見直す必要があると感じました。「先ずはお客様へのサービスを」というのはもっともですが、お客様にサービスを提供するにはまず集客しなければなしません。ましてや都心とはそもそも人口も全然違います。

原点回帰という負のスパイラルを抜け出さなければ未来は暗そうです。